反省しなければ‥‥
明石市松江 I邸リフォーム
ずいぶんI邸に関して触れてませんでしたが、工事は進んでおります。
ちょっと前のことを書きます。
玄関とリビングの間の間仕切壁があります。そこに木製片開き扉が入る予定です。
見積りは既設壁にプラスターボードを増し貼り(既存の壁の上から貼ること)です。
玄関横の外壁に面する壁はクロス貼りの予定で既設はモルタルでしごいて吹きつけ塗装されてありました。
この壁に下地をしてプラスターボードを貼ってくると、壁厚が230mmを超えてしまうことがわかりました。
特注で扉枠を作れば可能ですが既成品ではありません。(特注で作ると値段がだいぶ高くなります)
そこで、壁圧を薄くする方法としてRC部分の内部の化粧モルタルまでハツルことにしました。
化粧のモルタルなので躯体の強度を弱めることはありません。
ーっと鷹をくくっていたのが、お施主様よりクレームの電話。
「ハツルのをやめてください。」
強度は大丈夫と説明したのですが、お施主様はこう云われました
「躯体じゃないから強度は落ちない。それはわかりました。建築のプロの方は笑われるかもしれませんが、壁をはつられると、私の体をはつられてるような気がして我慢できないのです。」
ハッとしました。
こちらは知識を盾に工事をどんどん進めていきます。
でも、お施主様の気持ちや、感情も非常に大切です。
私は奥様にちゃんと説明したつもりでした。(勿論勝手にはつったりはしていません)
でも、お施主様はコンクリートやモルタルは出来るだけはつってほしくないとのこと。
その為に、収まりが悪くてもいいとまで云われました。
人によって価値観が違うのは当然です。
私の価値観、このblogをご覧のあなたの価値観。皆、違います。
そのお施主様の大事になさってる気持ちを尊重していこうと思います。
初心に還った出来事でした。
写真ははつった壁。とその後、モルタルでで補修した壁(ご主人よりわざわざ、「補修して頂いてありがとうございました。」とお礼を云われて反省しきりです)

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