2012/01/28

エコ・コンクリート

ヤフーニュースよりの転載です。


大林組 都内ビルにエコ・コンクリート 「CO2排出8割削減」初採用
フジサンケイ ビジネスアイ 1月28日(土)8時15分配信

大林組 都内ビルにエコ・コンクリート 「CO2排出8割削減」初採用

新コンクリートを採用した青山大林ビルの建設現場=27日、東京都港区(写真:フジサンケイビジネスアイ) 大林組は27日、一般的なセメントに比べ二酸化炭素(CO2)排出量を8割削減する環境配慮型コンクリートをビル建設に初めて採用すると発表した。 
東京・表参道に建設中の青山大林ビルの地下主要構造部分に使用するのは、同社が2010年に開発した「クリーンクリート」。
従来のコンクリートはセメントを100%用いるが、クリーンクリートはセメント配合量を大幅に減らし、その代わりに製鉄所の高炉で銑鉄を作る際に発生する高炉スラグや、石炭を燃やす際に生じる灰の一種であるフライアッシュなどの副産物を配合。
セメント製造時に排出するCO2を減らせるため、コンクリート1立方メートル当たりの排出量は8割削減できるという。 
同社によると、国内の全工事でこのコンクリートを採用すれば、年間2000万~2400万トン程度のCO2排出削減につながるとしている。
 ただ、副産物自体はセメントより安価だが、現状では配合までの過程で手間がかかるため、やや割高となる。同社では、早期に一般的なセメントと同等のコストとしたい考え。
 松田卓執行役員技術本部副本部長は「昨年の原発事故以降、日本全体での温室効果ガス削減が難しくなる中、コンクリートの低炭素化はより重要。自社建築物だけでなく広く普及させたい」と意気込んでいる。
以上
ついにコンクリートなどの建材にもエコ関連建材が。
地球規模で全ての業種が考えていかないといけない問題ですね。
早く普及することを望みます。

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